街中や電車内の広告で見かける機会のあるAGA治療。薄毛が気になり「自分も治療を受けようかな」と考えた経験はないでしょうか。
そんな薄毛治療ですが、AGA治療の他に「HARG治療」があります。多くの方はAGA治療と比べて聞き馴染みのない治療法かもしれません。
本記事ではHARG治療のメリット・デメリット、そして副作用や注意点などを解説します。
HARG治療(ハーグ治療)とは?
HARGとは「Hair Re-generative therapy」の略です。HARG治療は「HARGカクテル」を頭皮に直接注入する治療法になります。
HARGカクテルには「AAPEパウダー」と呼ばれる様々な成長因子が含まれ、育毛、増毛を促進。つまり髪の成長サイクルを促す効果があるのです。
下図は、HARGカクテルにより毛髪を包む毛包が再生され、発毛している様子を表しています。
AGA治療の場合、フィナステリドで脱毛を抑え、ミノキシジルで髪の成長サイクルを延長する治療となるため、両者にはこのような違いがあります。
HARG治療(ハーグ治療)は女性もうけられる
AGA治療でよく聞く「フィナステリド 」。こちらは男性のかかるAGAに作用するため、女性に向けて処方されません。
一方でHARG治療は女性も受けられます。これは先述したHARGカクテルを直接頭皮に注射する治療法であり、フィナステリドを使用しないためです。
HARG治療(ハーグ治療)の効果
毛は成長期→退行期→休止期→脱毛の「毛周期」のサイクルを繰り返すことで成長します。
しかし、毛を作る「毛包幹細胞」の働きが悪くなると、休止期から成長へのサイクルが止まり、毛周期に異常をきたすのです。
HARG治療では止まったサイクルを整えるため、HARGカクテルを頭皮に直接注入します。HARGカクテルには成長因子が含まれ、育毛と増毛を促進し、薄毛を解消する効果を期待できるのです。
HARG治療は目安となりますが、およそ3ヶ月ほどで発毛を実感いただけます。
HARG治療(ハーグ治療)のメリット・デメリット
ここからはHARG治療のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
HARG治療は個人差はあるものの、およそ3ヶ月ほどで発毛の効果が実感できます。
また、約6ヶ月の治療後は、年に1〜2回ほどの通院で毛髪の維持が可能です。
一方AGA治療の場合、発毛が実感された後も継続的に治療を行う必要があり、服薬を辞めてしまうと再度AGAが進行します。
費用の面でHARG治療とAGA治療と比較すると、ランニングコストが安く抑えられるのです。
また、先述した通り、HARG治療は女性も施術可能なため、性別を問わず治療を受けられる点もメリットと言えるでしょう。
デメリット
HARG治療は発毛を実感でき、素晴らしい治療だと感じた方もいるかと思いますが、HARG治療も万能ではありません。
HARG治療の効果を得るためには、そもそも「毛母細胞」がなければ効果を得られないのです。
毛母細胞は毛髪を作り出す細胞であり、毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで新しい髪の毛が押し上げられ、発毛につながります。
しかし、毛母細胞がなければ細胞分裂が行われず、髪の毛が押し上げられることはないのです。
HARG(ハーグ)療法とメソセラピーの違い
HARG治療とメソセラピー、両者の違いについて解説します。どちらも頭皮に薬剤を注入する治療法であることに変わりはありません。
それでは両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
HARG治療の特徴
HARG治療は頭皮にHARGカクテルを注入する治療法です。
HARGカクテルには毛髪再生に有効な成長因子を含む、タンパク質や各種ビタミン、アミノ酸などが配合されており、鈍くなった髪の成長サイクルを正常に戻す効果があります。
また、治療をやめた後も発毛効果が続く特徴があります。
また、日本医療毛髪再生研究会によって認められた医療機関でしか治療ができないので、HARG治療ができる病院は信用できるとも言えるでしょう
メソセラピーの特徴
頭皮に薬剤を注入する治療法となり、この点はHARG治療と変わりません。
両者の違いはHARGカクテルの有無が挙げられます。
HARG治療に使用する薬剤にはHARGカクテルが含まれていますが、
メソセラピーで使用する薬剤には幹細胞から抽出する成長因子が入っていますが、HARGカクテルが含まれていません。
HARG治療(ハーグ治療)の副作用や注意点
HARG治療の副作用と注意点について解説します。まず副作用ですが、2021年5月時点で重篤な副作用の報告はありません。
ただし、注入後に以下の症状が見られる場合がありますが、早ければ数時間、長くとも数日で治ることが多いです。
- 一時的な腫れ
- 一時的な痛み
- 一時的な赤み
- 治療後、施術部位から一時的に血が滲む場合有り。
- 施術当日のアルコール摂取は控える。
- ヘアカラー、パーマは治療前後の2週間は控える。
- 染髪は施術当日でも可能だが、最低6時間は間隔を空ける。
HARG治療(ハーグ治療)の期間は?
HARG治療の治療期間は約6ヶ月です。
3〜4週間ごとに1回の治療を1クール(6〜9回)受けることになります。
治療後は年に1〜2回ほどのメンテナンスを行うことで、髪の成長サイクルを維持できるでしょう。
また、さらに発毛サイクルの改善を目指したい方は内服薬や塗り薬と併用することも可能です。
しかし、併用する場合は医療費用がかかること、そして医療期間や通院頻度が変動することをご理解ください。
医師とご相談いただき、ご自身に最適な治療方法を見つけましょう。
HARG治療(ハーグ治療)の費用は?
HARG治療の医療費はクリニックによって異なりますが、費用は高額になりがちです。
目安として、1クールおよそ100万円前後です。
もちろん参考値となりますので、正確な費用はお近くのクリニックのHPをご確認いただくか、直接お問い合わせいただきご確認ください。
HARG治療(ハーグ治療)はクリスタル美容外科で!
ここまでHARG治療について説明してまいりました。
まとめますと、HARG治療は頭皮にHARGカクテルを注入し、髪の成長サイクルを促進することで、薄毛を改善する治療法となります。
一方でAGA治療の場合、フィナステリドで脱毛を抑え、ミノキシジルで髪の成長サイクルを延長する治療となり、両者に違いがあるのです。
そのため、薄毛の治療をご検討の方は、まず初めにAGA治療(投薬治療)による脱毛の抑制とヘアサイクルの延長をお試しください。
しかし、AGA治療で納得のいく改善が見られない場合、HARG治療をご検討いただくことをおすすめします。
クリスタル美容外科では、HARG治療も施術いただけますため、まずはご相談おまちしています。医師による丁寧なカウンセリングをご提供します。
以下施術例になります。
AGA治療もクリスタル美容外科は対応!
クリスタル美容外科では、個人個人に合わせたAGA(男性型脱毛症)治療を提供しています。AGA治療は、服用薬と外服薬を両方を使用し、72%の方がわずか2ヶ月、88%の方が6ヶ月で効果を実感しています。
AGAは男性に現れる症状ですが、クリスタル美容外科ではFAGA(女性における男性型脱毛症)の治療も提供しています。
AGA(男性型脱毛症)治療
服用薬と外服薬は、アメリカのFDA(食品医薬品局)から正式認可を受けたDott Hair for Menを使用しております。
Dott Hair for Menの服用薬は、AGA(男性型脱毛症)に効果があるフィナステリドとミノキシジルという成分を配合。更に効果を高めるために、発毛に必要とされるアミノ酸・ミネラル・ビタミンもバランス良く配合されているため、2ヵ月~4ヵ月という短期間で効果を実感していらっしゃる患者様もいらっしゃいます。
Dott Hair for Menの外服薬は、フィナステリドとミノキシジルを含んだリキッドタイプで、外側からも脱毛を抑制し発毛を促進します。
FAGA(女性における男性型脱毛症)治療
Dott Hair for Womenの服用薬は3種類あります。FAGA(女性における男性型脱毛症)に効果があるスピロノラクトンとミノキシジルのタブレット、さらに効果を高めるために、ビタミンB群、ビタミンC群、ミネラル、亜鉛、アミノ酸、ビオチン(水溶性ビタミン)をバランス良く配合したタブレットの3種類を処方。治療に難渋することの多かった女性の脱毛症にも、適切な治療を行えば高い効果が期待できます。
Dott Hair for Womenの外服薬は、ミノキシジルを含んだリキッドタイプで、外側からも脱毛を抑制し発毛を促進します。
さらにクリスタル美容外科では、これ以外にもオリジナルの発毛育毛薬も用意しているため、上記の治療以外にも個人個人にあった治療をご提供できます。まずは、お気軽に無料相談ください!
クリスタル美容外科は安心の定額制
1ヶ月55000円
6ヶ月間の治療330000円