みなさんは薄毛が大人にだけ起こる症状だと思っていませんか？実は、薄毛は若い高校生にも起こりうる可能性があるのです。しかし、高校生は多感な年頃であり、薄毛になる人が少ないことから周りに相談する勇気が無い方も多いと思います。
そこで、今回は高校生に起こる薄毛について、原因や対策などを詳しく解説していきたいと思います。
高校生なのにハゲてきた？
薄毛は一般的に中年男性に多く見られますが、実は高校生で悩んでいる人は年々増加しているのです。
「若いから自分は大丈夫だろう！」と、思っていると薄毛に気づかず症状がどんどん進行してしまうかもしれません。薄毛は早めの治療が大事なので決して他人事だと思わないようにしましょう。
少しでも髪に違和感を覚えた人は、薄毛が進行していっているのかしっかり確認したほうが良いでしょう。
高校生で目に見えて薄毛の症状が出ているという方は少ないと思います。そこで、高校生の方で薄毛が進行しているのか確認する方法をいくつか紹介します。
- 抜け毛が増えた
- 髪が柔らかくなった
- 毛髪のハリやコシがなくなった
- おでこが広くなった
上記の項目に複数当てはまる方は薄毛が進行し始めている可能性があるので、早めに治療や対策を始めるようにしましょう。
高校生のハゲで見られる症状
M字ハゲ
M字ハゲは薄毛の中でも多く見られる症状の一つで、高校生の方にも起こりうる可能性があります。前頭部の両サイドから薄毛が進行し、真ん中付近は髪が残ったままなのが特徴です。M字ハゲになると正面から見た印象が変わってしまいます。
前頭部ハゲ
前頭部の髪が頭頂部にかけて全体的に後退するように薄毛が進行します。症状が悪化すると側頭部と後頭部の毛だけが残ります。また、正面から見ると「U」を逆さまにしたように見えるので「U字ハゲ」とも呼ばれることもあるのです。
つむじハゲ
つむじハゲは「O字ハゲ」と呼ばれることもあり、頭頂部を中心に円状に薄毛が広がって進行していきます。初期や中期の段階では頭頂部付近の薄毛が見られますが、末期になると前頭部も薄毛になり後頭部と側頭部だけが残るようになってしまいます。
高校生でハゲる原因
AGA
日本人男性に起こる薄毛の多くの原因はAGAであり、3人に1人が発症すると言われています。ただ、初期症状は基本的に20～30代ごろに現れると言われているため、高校生の方で発症することは滅多にありません。また、AGAは進行性の脱毛症であるため、早めの治療が有効です。できるだけ若い時から治療を開始すると良いでしょう。
生活習慣
食生活の乱れや長時間のスマホの使用、夜更かしなどの生活習慣の悪化は薄毛の原因となります。
食生活の乱れ
食生活では、髪の毛を作る栄養素であるタンパク質やビタミン、亜鉛などが不足してしまうと薄毛を引き起してしまう要因となります。また、脂を摂りすぎると皮脂が過剰分泌し頭皮環境の悪化を招いてしまいます。
長時間のスマホ
長時間のスマホ利用では、目の疲れによって首や肩の血流が悪くなることで、頭皮の血行も悪くなり、毛根まで栄養が届きにくくなってしまいます。
夜更かし
夜更かしをすると、睡眠不足にや睡眠の質が低下してしまい、成長ホルモンの分泌が滞り薄毛の原因となってしまうのです。
ストレス
ストレスが溜まると交感神経が緊張し、血行の悪化を招いてしまいます。それにより毛根へ栄養が届きにくくなるため薄毛の原因となってしまうのです。
他にも、交感神経の緊張によって睡眠の質が下がると成長ホルモンの分泌が滞るので、髪の成長に悪影響を与えてしまいます。
ヘアケア
日頃使っているシャンプーも薄毛の原因となってしまうことがあります。洗浄力の強いシャンプーは頭皮を乾燥させ過ぎてしまうので薄毛の原因となることがあるのです。
また、シャンプーやコンディショナーの洗い残しは、頭皮に刺激を与えてしまいトラブルを引き起こす原因となることがあります。
ヘアスタイル
高校生になると髪を染めたりパーマをあてたりと、おしゃれが気になる年頃とは思いますが、それらは髪には負担となるので気を付けましょう。カラー剤やパーマ液はアルカリ性なので頭皮には悪影響を起こしやすく、薄毛を引き起こしてしまう可能性もあります。
喫煙
法律によって高校生が喫煙するのは禁止されています。もちろん、髪にも悪影響なのでやめましょう。ニコチンが体内に入ることによって、血行が悪くなり、毛根に栄養が供給されづらくなるからです。なお、副流煙も同様に髪や身体に良くないので、日頃からたばこの煙は避けるようにしましょう。
高校生でハゲたときの治療方法
これまでの解説通り、高校生のハゲにはたくさんの要因があります。
しかしながら、薬を服用するAGA治療は未成年ではできません。
ですから、自分のできる範囲内で改善するように心がけてみてください。
まずは、生活習慣の見直し、育毛剤の使用など、髪に良い習慣を意識して頭皮環境を整えることが最善の方法となるでしょう。
高校生ができるハゲ＆抜け毛対策
生活習慣の見直し
食生活においては、タンパク質やビタミン、亜鉛などの髪に必要な栄養を摂取し、脂を取りすぎないことが大事です。
そのため、バランスの良い食事を心がけ、お菓子などは食べ過ぎないようにしましょう。
スマホは便利で情報量も多く、ついつい時間を忘れてしまいがちですが、目の疲れによって首や肩の血流が悪くなることは頭皮にも悪影響です。
ランニングやストレッチなどの適度な有酸素運動は、血行を良くしてくれるので日頃の習慣に取り入れてみると良いでしょう。
睡眠時間はできれば7～8時間ほどとると良いとされています。
また十分な睡眠時間を取るだけではなく、下記を参考に睡眠の質にもこだわってみてください。
- 寝る前にスマホはなるべく使わない
- 就寝時間と起床時間を毎日固定する
- 夕食は寝る3時間前には済ませる
- 入浴は寝る2時間前には済ませる
ストレスを溜めない
生活を送る中でストレスは避けられないものですが、自分なりの方法で解消していくことが大切です。趣味の時間を満喫したり、リラックスする時間を設けたりしてストレスを解消できると良いでしょう。
ヘアケアを丁寧にする
シャンプーは頭皮の乾燥対策として、アミノ酸系の刺激が弱いものを使うと良いでしょう。
また、髪を洗う際は指の腹で頭皮にやさしく触れて、ぬるま湯で洗い流すようにしましょう。シャワーの温度が高いと必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮の乾燥を招く恐れがあるので髪に良くないのです。
育毛剤&サプリメント
育毛剤は正しく使うことで、抜け毛を予防し、髪を成長しやすくする効果があります。
また、薄毛が気になる部分にピンポイントで塗ることができるのが特徴です。
ドラッグストアには高校生でも使用できる育毛剤があるので、気になった方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
また、サプリメントも髪の成長促進や抜け毛予防の効果が期待できます。
こちらは、薬を飲むことで頭皮全体への効果が期待できます。
高校生でハゲてきたら医師に相談
高校生でハゲてきてしまうと、本当に不安になってしまうかと思います。
ですが、一人で抱え込まず、早めに専門の医師に相談し対策を始めることが大切です。
高校生だと周りに言いづらいかもしれません、しかし高校生でもクリニックで医師に相談はできるので、気軽に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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