「AGA対策に有酸素運運動が良いって聞いたことあるけど本当なの?」
「筋トレするとハゲるって本当?」
今回は、このような疑問について解説していきます。
結論を先に述べると、AGAに運動は有効です。
具体的にはジョギングやランニングのような有酸素運運動など。
もちろん筋トレも有効です。
今回の記事では主に以下について解説していきます。
- AGA対策に運動がおすすめな理由
- 筋トレも有効な理由
- なぜ筋トレがNGと言われるのか
ぜひ日頃から運動を取り入れ、AGA対策につなげていただければと思います。
AGA(薄毛)とは?
AGAは進行性の脱毛症のことです。
発症から放置すると、日を追う毎に髪の毛が抜け、毛量が減ることで頭皮が薄く見え始めます。
本来、髪の毛は「休止期→成長期→退行期」のサイクルによって生え変わり、一周期がおおよそ2〜6年と言われています。
しかしAGAを発症すると、成長サイクルが数ヶ月〜1年と極端に短くなってしまうのです。
さらに、一生のうちで髪の毛の生え変わる回数は「20〜25回」と決まっているため、その回数に達すると髪の毛は生えて来なくなります。
つまり、AGAの進行を抑えるためには、早めのAGA治療薬の服用が鍵となるのです。
有酸素運動とは
有酸素運動とは、負荷があまり高くない軽く汗ばむ程度の運動を指します。
年齢によって異なりますが、心拍数が1分間に110回となる程度の負荷をかけ続けると良いとされています。
ただし、あまりにも負荷が小さすぎたり、逆に大きすぎると期待するほどの効果は得にくくなります。
無理のない範囲で、適切な負荷をかけることを心がけてください。
おすすめの有酸素運動
おすすめの有酸素運運動は以下のとおりです。
- ウォーキング
- ランニング
- サイクリング
- ヨガ
いずれもジムに通わずともできる有酸素運であり、始めるためのハードルは低いのではないでしょうか。
現在は、YouTubeや書籍などから正しい運動のやり方を手軽に調べられますし、自宅でできる器具もネット上で購入できます。
また、ウォーキングは通勤や買い物時など、日常生活に取り入れやすいのではないでしょうか。
ぜひご自身に適した運動を生活の中に取り入れてみてください。
AGA(薄毛)対策に有酸素運動はおすすめな理由
なぜ有酸素運動がAGA対策に有効なのでしょうか。
その理由を一つずつ解説していきます。
ジヒドロテストステロン(DHT)を排出できる
ジヒドロテストステロンは、AGAの発症・進行の主な原因となるホルモンです。
このジヒドロテストステロンは汗、尿によって排出されるため、有酸素運動を取り入れることでAGAの進行を防ぐことに有効とされています。
つまり、普段汗をかく人はジヒドロテストステロンの排出量が多くなり、AGA進行防止にもプラスの効果があると考えられます。
薬などに比べると直接的な効果はないものの、適度に有酸素運動を取り入れ、ジヒドロテストステロンを排出することは少なからず良い影響をもたらすでしょう。
血行がよくなる
私たちは体を動かすことによって、血液が全身に循環しやすくなります。逆に言えば、体を動かさなければ血流が滞りやすくなるのです。
運動をすることによって血の巡りが良くなり、血行不良が改善され、全身に必要な血液と栄養が隅々まで行き渡ります。
これにより頭皮に栄養が安定して送られるので、髪の毛の成長促進が期待できるのです。
代謝が良くなる
有酸素運動は新陳代謝の改善にも有効です。
私たちの髪の毛や肌、爪などは新陳代謝によって生まれ変わりますが、年を重ねる毎に新陳代謝のスピードは遅くなます。
しかし、有酸素運動によって新陳代謝の改善が期待できるのです。
さらに、新陳代謝の改善は血行の改善にも関係し、身体全体に栄養が巡ることが期待できます。
ストレス発散と自律神経バランス
ストレス発散は、自律神経のバランスが整えられることにつながるので、AGAの進行を防ぐための1つの要素となります。
ストレスを抱えてしまうと、自律神経のバランスも乱れやすくなります。
自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れにつながり、代謝も悪くなるので、髪の毛の成長に悪影響を与えます。また、血行不良に陥り、頭皮に栄養が届かず、AGA進行につながっていきます。
適度な有酸素運動は、ストレス発散と自律神経のバランスを整え、AGAの進行抑止が期待できるのです。
生活習慣病の解消
最後に生活習慣病の解消です。
ストレス発散や血行、代謝の改善にも関連しますが、有酸素運動は生活習慣病の改善にも有効です。
食生活の乱れや運動不足、睡眠不足などが、AGAに限らず、様々な病気を引き起こしてしまいます。
ぜひ有酸素運動を日常に取り入れ、生活習慣病の解消を図ってください。
AGA(薄毛)に筋トレはOK
筋トレもAGA対策に有効です。
筋トレによってテストステロンと呼ばれる男性ホルモンが促進され、髪の毛や筋肉の生成、男性機能の維持などに貢献してくれます。
しかし、男性ホルモンは30代を境に低下していく傾向があります。つまり、筋トレはAGA進行を防ぐために有効な手段の一つと言えます。
ただ、噂では筋トレがAGA対策にNG、はたまたハゲると言われるのこともあるようです。
次項ではその理由についてお話しします。
筋トレがNGといわれる理由
筋トレがAGA対策にNGと言われる理由は、テストステロンが増加することが挙げられるからだと思われます。テストステロンがAGAに関係すること、そして筋トレによって増加することは間違いではありません。
AGAはテストステロンと5aリダクターゼが結合し、ジヒドロテストステロンを生成することで抜け毛につながる脱毛症です。
しかし、テストステロンの増加=ジヒドロテストステロンの増加というわけではないので、実際には筋トレとAGAは関連は無いと言えます。
このような事から、筋トレによってテストステロンが増えることが直接ハゲると誤解されていることもあり、筋トレはNGだと言われているのです。
筋トレで気をつけること
筋トレ後はしっかりタンパク質を摂りましょう。
筋トレによって私たちは大量のエネルギー、栄養素を消費し、体の中は空っぽになります。いわば「飢餓」と言う状態です。
飢餓状態の体は栄養素を吸収しやすく、タンパク質を効率よく摂れると言われています。
また、タンパク質は筋肉はもちろん、髪の毛を作る役割も担っているため、しっかり摂るようにしましょう。
AGA(薄毛)対策には運動負荷はかけすぎない
運動をすることによってAGA対策につながることはご理解いただけたでしょうか。
しかし、注意してほしいのは負荷をかければ良いということではありません。
なぜなら、過度な負荷を与えることは、逆に髪の毛の成長に悪影響を及ぼす可能性があるためです。
その原因は活性酸素にあります。
活性酸素とは、体の細胞を酸化、傷つけてしまう特徴を持ち、激しい運動をすることによって発生します。
活性酸素は抗酸化物質によって除去されますが、除去しきれなければ体を巡り、細胞を傷つけてしまうのです。
これをきっかけに、毛根にもダメージを与え、健康な髪が生えるのを阻害してしまうとも言われています。
運動時は適度な負荷を心がけるようにしましょう。
※目安としては、心拍数が110回くらいになる負荷が最適となります。
AGA(薄毛)対策には運動後のケアも大切
運動後は髪の毛のケアを必ず行いましょう。
運動後、汗のついた頭皮を放置してしまうと雑菌が繁殖し、抜け毛に繋がります。
正しいシャンプー方法で、汚れと余分な皮脂を洗い落としてください。
ただし、一日にシャンプーを複数回することは避けてください。
過度なシャンプーは皮脂を必要以上に洗い流してしまい、頭皮が乾燥します。
シャンプーの使用は一日一回とし、複数回シャワーを浴びる場合、頭皮は軽く洗い流す程度に留めましょう。
また、シャンプー(シャワー)後の保湿も大切です。
保湿することで頭皮に潤いを与え、乾燥を防ぎ、ドライヤーの熱からも守ってくれます。
運動だけでなくヘアケアも行うことで、抜け毛対策につながることを覚えておいてください。
運動する時間がないという場合
仕事に追われるビジネスパーソンや、子育てに追われる主婦(主夫)の方は、運動する時間の確保が難しいかもしれません。
ただし、日常のちょっとした工夫で有酸素運動を取り入れることは可能です。
- エスカレーターやエレベーターではなく階段を使う
- 隣駅まで1駅歩く
- 隣町のスーパーまで買い物に行く
など運動のチャンスはたくさん見つけられます。
ぜひ日常に一工夫を加え、運動のチャンスを見逃さないでください。
AGA(薄毛)治療は医師に相談しよう
運動によるAGA対策を解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
適度な運動によってAGA対策につながることはご理解いただけたと思います。
とは言え、AGA対策は自分一人でできる方法にも限度があります。
もしAGA治療をご検討の際はクリスタル美容外科へ相談ください。
医師による親身なアドバイス、治療方法をご提案いたします。
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