若い頃から髪が薄いと感じている方は、若年性脱毛症である可能性があります。
この脱毛症は年齢が若くなるほど悩みがちな症状です。
今回の記事では、若年性脱毛症について解説していきます。
10代から若年性脱毛症を発症する原因や対処法についても解説していきますので、10代の方も参考にしてみてください。
若年性脱毛症って何歳くらいから発症する?
この若年性脱毛症は、高校生などの10代後半の方から発症するといわれています。
「若ハゲ」という言葉で表現するとピンと来る方も多いと思います。
若年性脱毛症は、言葉のままで10代後半から20代前半の方に発症していく脱毛症で、症状は一般的なAGAと同じです。
あらゆる年齢層のAGA発症者のデータでも10代での発症が報告されており、高校生での発症が珍しいというわけではありません。
若年性脱毛症の原因
AGAが発症する原因として、男性ホルモンによる問題が挙げられます。
男性ホルモンのテストステロンは、「5αリダクターゼ」と呼ばれる酵素に影響されて「ジヒドロテストテロン(DHT)」という脱毛の原因になるホルモンに変化します。
この脱毛ホルモンの分泌量が増加することで若年性脱毛症も進行していくのです。
テストステロンと加齢の関係
加齢に伴い精巣からテストステロンを産み出すライディッヒ細胞が減るなど、テストステロンの総量は年齢と共に減少していく傾向にあります。
40歳代では2-5%、70歳になると30-70%程度までテストステロンは低下していきます。
- 抑うつ
- 性機能障害
- 認知機能の低下
- 骨粗鬆症
- 心血管疾患
- 内臓脂肪の増加
- インスリン抵抗性の悪化
- HDLの低下
- コレステロール値とLDLの上昇
メタボリック症候群へとつながるなどの可能性も秘めています。
若年性脱毛症の前兆って?
若年性脱毛症の進行パターンは複数あります。
「M字型のみ進行する抜け毛」「M字型とO字型の複合型」などといった複数のパターンがあります。
また、この脱毛症は進行速度が比較的ゆっくりなペースで進行します。
そのため「髪の毛が産毛のようになってきた?」「ハゲではないけど薄くなってきたかも?」など気になることがあるかと思います。
若年性脱毛症の発症が気になる場合はスマホのカメラで定期的にチェックを入れていくと良いでしょう。
若年性脱毛症の対策と改善法
若年性脱毛症とAGAの対策方法に違いはほとんどありません。
その多くは生活習慣の改善によって行われます。
生活習慣の改善は髪の毛だけでなく、身体全体の健康に係わることです。
初めから無理はせず継続できる事を少しずつ増やすようにしてください。
薄くなった生え際を隠すには
薄くなった生え際を隠すためには、自分の髪質や薄毛のタイプにあうスタイリングをしていくことです。
薄毛をカバーしながらスタイリングもしやすい長さを保つことや、「はげを隠す」というよりも目立ちにくくさせる髪型を意識していきましょう。
- ボリュームパウダーを使用する
- 部分ウィッグを使う
- 育毛サプリメントを飲む
- AGA治療を受ける
HARG療法なら10代の若年性脱毛症も治療可能?
若年性脱毛症は壮年期の脱毛症と異なり早期発見によって脱毛を食い止められる確率は高くなります。
そのため早めに治療を検討、開始すると良いでしょう。
そのなかでHARG療法は若い方でも受けやすい治療方法です。
このHARG療法は幹細胞から抽出された成長因子を頭皮に直接注入するのですが、副作用が少ないといったところがポイントとなります。
個人差は大きいもののおよそ3カ月で効果が現れると言われています。
「まだ若いのに髪の毛が少なくい気がする」「最近髪にハリやコシはなくなってきた」など気になることがある場合は早めに専門のクリニックでの治療を検討しましょう。
若年性脱毛症のまとめ
今回は10代でも若年性脱毛症を発症するケースや原因・対処法について解説してきました。
若年性脱毛症は、早めに治療開始をすることで内科的に進行を抑えることが期待できます。
また髪型やスタイリング、部分ウィッグやボリュームパウダーなどによって治療中でも見た目の改善ができるのです。
クリスタル美容外科では薄毛・脱毛に関する無料相談も行っています。
薄毛、抜け毛のご相談はクリスタル美容外へお気軽にお問い合わせください。