最近「額が広い」「剃り込みの部分が深い」と悩んでませんか?
もしかしたら「M字ハゲ」が進行している可能性があります。
抜け毛の原因は「生活習慣、ストレス、年齢や遺伝」などさまざまで、時間とともにM字ハゲは進行していきますので、事前の対策が必要です。
今回は、そんなM字ハゲの原因に合わせた対処法と正しい知識を学んでいきましょう。
M字ハゲの特徴や見分け方
特徴
薄毛にもさまざまな種類がありますが、特に日本人男性を悩ませるのが「M字ハゲ」です。
「額が広いな」「剃り込みの部分が深い」と感じた男性は、要注意です。
額の左右の剃り込み部分のみが薄毛になり、中心が残っている状態でM字の形に見えることを「M字ハゲ」と呼びます。
つまり、あなたの髪の左右の生え際が薄くなりつつ後部に進行し、おでこの中心には残るっているなら、M字ハゲに向かう兆候があります。
そうなったら時間とともに進行するために早目の対処が必要です。
見分け方
ここからは、見分け方について解説いたします。
まずは頭の全体が見える鏡を用意し、M字ハゲかどうか確認していきましょう。
簡易チェック方法は、2ステップです。
- 額にシワを作る
まず鏡を見ながら、眉毛を持ち上げ額にシワを作ります。
その一番上にできたシワは、額と頭皮の境界線です。 - 境界線に指を置く
額と頭皮の境界線まで指が何本分になるかで進行度を測ります。
基準として指3本分までは適正です。
それ以上だとM字ハゲに向かい薄毛が進行している可能性があります。
M字ハゲに遺伝や年齢は関係ある?
M字ハゲは、遺伝によっても生じる脱毛症で、年齢の関係がなく誰でも発症する可能性があります。
近年、若い男性も薄毛で悩んでいます、日本人男性の発症頻度は全年齢平均で約30%。20代で約10%、30代で20%の割合を占めているのです。
そのなかで特に多かったのが「M字ハゲ」でした。
きっと「まだ若いのになぜ・・・」と気を落とされるとは思います。
事実として若くしてM字ハゲで悩む方はたくさんいらっしゃいます。
つまり、M字ハゲは、年齢よりも男性ホルモンや遺伝による影響が大きいということなので誰でも可能性はあるということを認識しておいてください。
M字ハゲの原因は
AGA (男性型脱毛症)
このM字ハゲの要因としては、高い確率でAGAが考えられます。
AGAは日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれており、約3割の日本人男性がこのAGAで悩んでいると言われています。
AGAを発症する理由は、ヘアサイクル(毛周期)にあります。ヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」の3つに周期が分けられています。
AGAは男性ホルモンの影響から、このヘアサイクルが短縮され、髪の毛が抜け落ちるのが早まってしまうのです。
放置するとこのサイクルは進行し続けるので早めに対処しましょう。
牽引(けんいん)性脱毛症
牽引性脱毛症は、長期間強く髪を引っ張る行為が原因で脱毛する脱毛症です。
頭皮がダメージを受け続けると、頭皮がダメージを受け抜け毛が増えます
ポニーテールなどの髪が引っ張られている、ヘアスタイルの女性に多い症状ですが、ヘアスタイル次第では男性も牽引性脱毛症を発症することもあるでしょう。
M字ハゲの治療(AGA治療)
進行性のAGA治療にはセルフケアに合わせて専門のクリニックでの治療が必要です。
当院では、下記の治療法について無料相談も行っていますので、まずはご相談ください。
服用薬
内服薬は、AGA治療では最も認知されている治療法です。
この薬にはそれぞれ役割があり
- 薄毛の進行の予防
- 発毛を促すもの
薄毛の度合いに応じて薬が使い分けられます。
AGAの進行によっては、複数で内服薬と外用薬を併用する方もおられます。
治療薬の種類は、発症の原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える作用のあるプロペシア、頭皮の血行改善により毛髪の成長を促すことが可能なミノキシジルがポピュラーです。
外用薬
外用薬治療は塗り薬タイプになっています。有効成分が直接浸透し、発毛力を高めます。
日本皮膚科学会のガイドラインでは、ミノキシジル外用薬の使用は最高のAランクと評価されており、効果も実証されております。
日本で市販品で有名なのは「リアップ」「スカルプD メディカルミノキ5」などが挙げられます。
またAGAクリニックなどで処方されるミノキシジルの外用薬は、こういった市販品よりも成分の濃度が高く、医師の指示に従い正しく塗布すれば効果が出やすいと言われています。
副作用に関しては、かゆみなどがまれに起こるといわれています。
メソセラピー/HARG療法
AGAでは、内服薬と並行して治療していく方法もあります。
頭皮に対して発毛効果のある薬液を直接注入する「発毛再生メソセラピー」という注入治療が存在します。
これにはいくつかの種類があります。
さまざまな細胞を培養する際に作られた液体を抽出し髪の毛の成長因子になるものを注入していくと「HARG療法」という方法があります。
またメソセラピーは注入以外の方法もあります。痛みを軽減するダーマローラー法、レーザー照射、炭酸ガスがあります。
自毛植毛
M字ハゲの対策として「自毛植毛」という方法もあります。
自毛植毛とは、髪の毛を移植する「植毛医療」のことをいいます。
このメリットとデメリットを簡単に見ていきましょう。
- 自毛のため拒絶反応が起こりにくい
- 移植後は、髪の毛と同じように成長する。
- 自然に近い仕上がりが期待できる。
- 定期的なメンテナンスをする必要がない。
- 保険の適用ができず費用が高額になる
- 抜け落ちる可能性がある
植毛は、より直接的にM字ハゲの改善をしていくことができます。
自分でできるM字ハゲの対策
生活習慣の見直し
薄毛の予防として生活習慣の見直しも重要です。そのひとつとして食生活が大きく関係しています。
髪の毛を生やすには、「ビオチン」「亜鉛」「ビタミンB群」などが必要です。
この成分が不足していると髪の毛が生成されにくくなり、薄毛の原因となることがあります。
またストレス、夜更かしなども原因になりますので睡眠時間の調整とスマホでSNSや動画を見過ぎることやストレスを軽減していく工夫もしていきましょう。
ヘアスタイルを適宜変える
牽引性脱毛症が原因のM字ハゲは、髪を結ぶことや、分け目を変えることで改善できる可能性があります。
その理由はヘアスタイルを変えることで頭皮と毛根を休ませることが大切だからです。
なるべく髪に負担をかけないよう配慮することで自然回復するかもしれません。髪を結ぶ習慣のある男性は試してみてください。
それでも改善しない場合は、頭皮マッサージや頭皮環境、シャンプーの見直しなどをしてみると改善する見込みがあります。
頭皮環境の改善
抜け毛の予防のために、頭皮環境を改善することも視野にいれましょう。頭皮環境を変えるだけでも、薄毛の進行を遅らせられる可能性があります。
睡眠の時間やお風呂でのシャンプー、栄養接種などを改善し薄毛の予防に努めていきましょう。
具体的には以下が有効です。
頭皮マッサージ
抜け毛を予防のため、頭皮マッサージは効果的です。
頭皮マッサージは、体があたたまる入浴中がおすすめで、指で程よい刺激を与えながら頭皮をじっくり揉みほぐすことが薄毛の予防につながります。
入浴中に習慣付けて継続していきましょう。
正しいシャンプーとドライヤー
シャンプーの問題でM字ハゲの原因になることがあります。やり方次第で頭膚の炎症が起こり抜け毛が増えてしまいます。
シャンプーの方法を誤ると頭皮や髪の毛に外傷が残り、抜け毛につながります。ですので汚れを強くゴシゴシ洗いすぎることは逆効果なので注意が必要です。
指の腹で優しく洗い、頭皮を含めた丁寧な洗髪が大切です。
またドライヤーもあまり近づけすぎると熱で頭皮を痛める可能性があります。適度に離して行うようにしましょう。
M字ハゲ治療はお早めに
男性のM字ハゲの原因は、AGAである可能性が高いです。
自分がまずM字ハゲだと認識した時はAGAの進行を遅らせるためにも、生活習慣を見直しマッサージで防止するなど、可能なメンテナンスをすることが必要です。
それでも改善しない場合は、外用薬、内服薬を検討しましょう。AGAは、治療によって改善できます。
髪を増やしたい方はぜひ一度当クリニックまでご相談ください。状況に合う治療方針をご提案させていただきます。
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