最近、髪の毛が薄いと感じることは多いですか?
もしかしたらAGAの影響で薄毛と抜け毛が進行しているのかもしれません。
今回は
- アデノシンはAGAの治療に対しても活用できる薬品なのか?
- アデノシンの効果
について詳細をお伝えしていきます。
ぜひ、ご参考にしていただき髪のお悩みが少しでも解消していただければと思います。
アデノシンとは?
アデノシンは、AGAや脱毛症の治療に対して、発毛促進や育毛を助ける作用を備えている成分です。外服薬での使用が一般的です。
具体的な効能としては、毛根の成長期を長くすることが挙げられます。頭皮の表面に塗布することにより、血行促進が良くなり毛根を刺激します。その結果毛母細胞が活性化され、発毛・育毛効果が期待できるです。
また、内服薬と併用することでさらに高い効果が期待できます。
アデノシンはAGAや脱毛症に効果ある?
アデノシンはミノキシジルと同じく、頭皮への外用により血行促進をすることで薄毛を改善していく薬です。
AGAや脱毛症にも効果があると、日本皮膚科学会での証明もされている成分でもあります。
ミノキシジルの詳細については後述いたしますが、日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症治療ガイドラインによると、ミノキシジルの推奨度はAランクですが、アデノシンは男性でBランク、女性でCランクとなっております。これは男性には勧められる、女性には使用してもよい、という基準です。
女性への効果は高いとされているものの、完全には明らかになっていないため、Cランクになっています。
アデノシンンの効果や作用
アデノシンは、本来は代表的な睡眠物質なのです。このアデノシンが増えていくと眠気を引き起こしやすくなりますので、夜はぐっすり眠ることができる作用があり、睡眠を円滑にする為に用いられる成分です。
しかし、脱毛にも効果があります。AGAなどの脱毛症に対しては、アデノシン外用液を使用した結果、ミノキシジルと同等の効果があるといわれています。
アデノシンも発毛・育毛製剤の1つとして、抜け毛の減少や発毛を促したり、細い髪ではなく、太い健康的な髪を増やす作用が証明されています。
アデノシンの副作用
そもそもアデノシン自体は人体に含まれている物質であるため、アデノシン単体では副作用の発症に関して非常に少ないとされています。ただ頭皮に痒みなどが生じる可能性はありますので、使用の際には注意が必要です。
また、アデノシンが配合されている育毛剤には、植物エキスや添加物が含まれることが多いため、人工物から副作用が発症する可能性はあります。
アデノシン配合の育毛剤での治療を考える時は、医師と相談しながら使用した方が安心です。
アデノシン以外でAGA治療に効く成分
フィナステリド/デュタステリド
アデノシンよりも推奨度が高いAGAの治療薬については、フィナステリド(プロペシア)、デュタステリド(ザガーロ)があります。
フィナステリド、デュタステリドは、AGAの原因となる「ジヒドロテストステロン」を生成する、5αリダクターゼを妨害することで薄毛の予防できます。
アデノシンとの違いとしては、血管拡張効果により、血行促進をすることで栄養や酸素の循環を改善しているというところです。
ミノキシジル
男性型脱毛症ガイドラインにおいて、ミノキシジルはランクAの推奨度とされています。
髪の毛を形成する毛乳細胞に対して直に発毛を促進します。
また、頭皮に塗布を施すことにより血管の拡張作用が働き、血流が促進されて健康な髪を成長させる効果に期待ができます。
男性型脱毛症は5%のミノキシジル、女性型脱毛症ではの1%ミノキシジルが使用されています。
アデノシンを使った育毛剤
下記にアデノシンを含んだ育毛剤を少しご紹介いたします。
●男性用の育毛剤「薬用アデノゲンEX」
この育毛剤は、アデノシン以外に「パナックスジンセンエキス」と「ソフォラ抽出エキス」などの育毛成分もあります。
頭皮マッサージと並行すれば、より高い効果が期待できます。
●女性用の育毛剤「アデノゲン グレイシィ」
有効成分アデノシンを含み、血行促進作用や抜け毛の予防にも効果があるとされています。
育毛剤の正しい使い方
育毛剤も使用方法を誤ると期待している効果が得られない可能性があります。
そのため、使うべきポイントも併せてご紹介していきたいと思います。
まず使用前には、皮脂や汚れを綺麗に落としてからしっかり乾かしましょう。 そうすることで有効成分が毛髪に届きやすくなります。
結果を急ぐあまり、多めに使用したくなることもあるかと思いますが、育毛剤は量をたくさん使えば育毛も早くなるわけではありません!!
適量を継続をして使い続けることで効果を発揮しますので、用法容量は守ってお使いください。
また、塗布後のマッサージは指の腹で優しく揉み込むように意識し、爪を立てないようにソフトにやりましょう。
育毛剤以外でできるAGA対策
正しいヘアケア
正しいヘアケアの方法を実践したとしても、毛穴に皮脂と汚れが蓄積していると育毛剤の成分が行き渡らない可能性が出てきます。
そのため、頭皮のトラブルを減らすために適切なシャンプーで清潔に保つ必要があります。そうすることで、成分が頭皮に届きやすくなるでしょう。
生活習慣の改善
髪の毛はタンパク質で構成されていますので、それが不足すると健康な髪が生えなくなってしまいます。
そのため食生活を改善して、タンパク質が不足しないように心がけていきましょう。また、髪のダメージは寝ている間に修復されていくため睡眠時間の確保も重要です。
生活習慣を見直して健康な髪にしていきましょう。
ストレスを溜めない
ストレスの影響が強いと薄毛の原因になるため注意しましょう。
人はストレスの強い環境にいると血管を縮小させてしまい、血流が悪くなることで血液や栄養が行き渡らなくなり、頭皮に悪影響を及ぼします。その結果が、薄毛や抜け毛の原因になるのです。
そのため、日々ストレスを解消する習慣を増やすようにしていきましょう。
AGAの相談ならクリスタル美容外科で
いかがでしたか?
今回は「アデノシンはAGAの治療に対して活用できる薬品なのか?」について詳細をお伝えしていきました。
薄毛の悩みは育毛剤を使うことで改善も可能ですし、専門の治療薬を使うのも効果的です。
クリスタル美容外科では、AGAに悩む皆様が安心して治療を受けられるように、全力でサポートさせていただきます。まずはお気軽に相談してみてください。