薄毛や抜け毛は、加齢とともに進行していくことが多いのですが、若い頃から
毛が薄いという方もおられますよね。
- 生まれつき髪の細さが気になっている。
- 年齢的に若いのに頭頂部が薄い。
- 当初からＭ字型であることが気になる。
そんな悩みがある方向けに「生まれつきの薄毛の原因と治療法」について詳細を解説いたします。
この記事で先天的な薄毛の話とその対策をお話します。
生まれつき薄毛の人もいる
日本人の生えている毛髪の量は、平均で100000万本といわれており、その内一割の1000本は休止期に該当するため計90000本程度になっています。
髪が抜けるパターンとして、AGAをはじめとする脱毛症のため、薄毛になるパターンが多いです。
ただ中には遺伝などによって、生まれつき薄毛だったり、髪が細く薄毛に見えるの方もいるのも事実です。
ただそういった方でも、髪を太く成長させることでそういった状態を改善させることは可能です。
髪が薄くなりやすいのは以下の２部分です。
つむじ（頭頂部）が薄い
つむじの薄毛の部分は、非常に目立つ部分ともいわれております。
前頭部の薄毛は、前髪を調整してカバーできますが、頭頂部のつむじ部分は元々透けているため、薄毛と関係なく目立ちやすい部分なので気になりやすいのです。
M字（前頭部）
Ｍ字型の生え際は、典型的AGAといわれていますが、遺伝的に生まれつきＭ字型になっている人もいます。
これは、髪の毛が遺伝してそうなっているのであり将来の薄毛になる要因になるわけではありません。生まれつきＭ字型の人が成人後に薄毛の傾向が見られる場合は、別の要因で発症している可能性があるため注意が必要です。
生まれつき薄毛の人はヘアサイクルに問題があるかも？
生まれつき髪の毛が細く薄い方は、髪の毛が太くなる段階の前に抜けている可能性があります。
髪の毛にはヘアサイクルという毛の周期が存在します。このヘアサイクルに乱れがなければ、通常髪の毛は2～6年ほどで成長していきます。
成長期⇒退行期⇒休止期という流れに従い、髪の寿命が終わり抜け落ちていくような仕組みです。
ただ周期が乱れると、髪の毛成長しきらず、細く短くなりがちになります。生まれつきヘアサイクルが整っていない可能性もあります。
生まれつきの薄毛をカバーするには？
ミノキシジルで太い髪を！
AＧAによりヘアサイクルに変化が起こり、成長の途中で抜け毛が増えてしまいます。これは脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロン（DHT）が原因で起こりえます。
この成長が乱れた髪の毛を、太く濃いものにしていく薬がミノキシジルです。つまり、何もないところから生やすのではなく「育毛」が目的の薬品になります。
ミノキシジルはヘアサイクルの周期を正常にすることで小さくなってしまった毛包に働きかけて、太い髪の毛を成長させることが期待できます。
ウィッグで隠す
薬などに抵抗があり、薄毛がどうしても気になる部分に関してはエクステかウィッグでカバーするという選択もあります。
これは、増毛とも呼ばれておりエクステはピンポイントで薄毛のカバーをウィッグは薄毛を広範囲にカバーが可能です。
長所としては、ヘアアレンジも自由にでき、違和感のない仕上がりも期待できます。ただ根本治療ではないので、あくまで一時的な対応です。
自分でできる生まれつきの薄毛の対策
頭皮をマッサージする
頭皮マッサージは、特に血行が悪くなっている場合は有効です。
行う前に頭皮を温めて血行を整えてからマッサージをしていきましょう。具体的な温め方としては、蒸しタオルなどがあります。
また、お風呂やシャワーで体の全体を血行改善すればより効果が反映しやすいかと思います。
正しいヘアケア
AGA対策として薄毛自体を隠すという対策のみではなく、日々のセルフケアをしていくことも重要なことです。
特にシャンプーやドライヤーには気をつけましょう。シャンプーは刺激が弱めのものを使用し、指の平で優しく洗いましょう。流すときもよく流すことを心がけてください。
ドライヤーで髪を乾かすときは十分に距離を離して、熱風が頭皮に極力当たらないようにしましょう。
生活習慣の改善
薄毛の予防として役に立つことは、薬やセルフケアだけではありません。生活習慣を見直すことも大切です。
そのため、安定した睡眠時間と眠れる環境を確保する、納豆、豆腐など豊富なタンパク質を摂取したり、亜鉛をとったり栄養バランスの良い食事をするなど、日常のなかで繰り返す習慣を改善していくことができれば、体の健康にも髪の毛を良い状態に保つことでき一石二鳥です。
ストレスを溜めない
仕事や家庭に関する、ストレスを溜め込んだりしていませんか？
そんなときは、ストレス解消できるような趣味とスポーツも定期的に継続していきましょう。自律神経の乱れからの薄毛の要因も排除しておくことも重要です。
生まれつきの薄毛は医師に相談
いかがでしたか？今回は「生まれつきの薄毛の原因と治療法」について解説しました。
生まれつきの薄毛には、遺伝的な問題が関わってきますがヘアサイクルをミノキシジルなどのAGA治療薬で周期を戻すことができれば、改善できる可能性はあります。
まずは、専門の医師に相談してみましょう。
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